第74章 融和
それを見て、したり顔で笑うケイトを、僕は咄嗟に自身の後ろへと引っ張り込んだ
ガレス「全く、仕方がないのお…(嘆息)
このままでは怒り任せに折角巻き戻したもん全部を殺し兼ねん
押さえ込むとするか」
リヴェリア「出来るのか?」
ガレス「ふっ、抜かせ!
何回し合ってきたと思っとる?
火は、土に弱い!!
同じ赤系統同士…ケリを付けようぞ!!」めらっ!!
そのまま戦いに瀕した…
素手同士のぶつかり合いは熾烈を極めることになったが…訳を聞きたい
ケイトへ問い質した所によると
ケイト「強烈なショックを与える『事実』が必要なんだよ
洗脳から解除されるには!
自分のしたことの罪まで全てを負ったフレイヤに対し、
フレイヤの恋心を知っておいて、弄んで、自首に走らない、ギルドへ説明も何もしない
そのしたことの事実は、きちんと伝えないとね^^」
フィン「……;」
ケイト「原作のベルとの相違点は、原作ではやらなかった謝罪と感謝だけさ
それも精々口先だけの
それだけじゃない、情報を集めて、ちゃんと見た
だからフレイヤは、自分で目を覚ますことが出来た
アイシャが春姫以外の妹分たちを自分の力で守りたいって気持ちも、
自分が弱体化している状況を作り出したって、全部わかってて、
その上でヘスティアとリリがベルの貞操が~!って断って、それを止めもしなければ紹介もしないし、
守れなくて済みませんでしたって謝っておいて、今も弱体化してるのをわかってて護衛も何もしないんだもの
ルアンだってそうでしょ?
拉致監禁して、裏切り者だって軒並み門前払いされるのは目に見えてた
で、裏切り者じゃないって証明することは何もせず、自分の力では何もせず、結局は人に縋るだけ
自分の手で傷付けて回る、壊して回る、滅茶苦茶にして回る
それに追従させた件も込みで、それしか手段が無い、仕方なかったって決め付ける
罪を償おうと姿勢を取りこそすれ、今後どういう手段を取るべきか考えもしない
手段を考える上において、どう向かうか全くはっきりもしない
混乱と争いをばら撒いている自覚もない
ただその場に居合わせただけの人達に罪は無い
だがそれに目を向けない、考えない、かえりみない
原作のそれとは全く違う
けれど…根本的には何の解決にもなってないし…
なんにも改善なんてされてなんかいないよ」
