第24章 いざ!出陣!【24】
振り返り蛍君と愛染君を見ると二人は苦笑いをしていた
蛍丸「主…」
愛染「主…」
『ん?それよりも、二人ともお帰り!』
私は二人の頭を抱えるように抱きしめ手入れした
手入れが終るとそっと離れた
蛍丸「主!ありがとう!」
愛染「手入れ、ありがとな!」
『どういたしまして♪ん?』
ふと、二人の後ろに炭の様なものが沢山ある事に気づいた
私はそれに指をさす
『あの炭みたいなのなに?』
蛍丸「あっ!あれね、木炭だよ」
『木炭?』
愛染「木炭は俺達の手入れに必要な資材だからな!持てるだけ持って帰って来たんだ」
『なるほど!ありがとう♪だから二人とも煤だらけなんだね?』
二人は木炭を腕いっぱいに抱えて来たのだろう、服が黒くなっていた
『二人とも煤だらけだからお風呂入ってくる?』
二人は顔を見合せた後、申し訳なさそうな顔をしながら私をみた
蛍丸「国行が…」
愛染「そうだよな…俺達…」
『ん?明石さん?大丈夫だよ!ここの手入れ部屋優秀じゃん?すぐに元通りになって来るよ!』
蛍丸「そうだけど」
愛染「主!そうじゃなくて俺達、出陣先で…」
『あーー!待って!』
私はそこで二人が話そうとしていた事を遮った
『何があったか話は聞きたいけど、先にお風呂行こうね?六人揃ったら話聞きたいな?ね?良いでしょ?』
蛍丸「うん、わかった。」
『明石さん手入れ終ったらすぐお風呂行くように言っとくからね?』
愛染「わかった!俺達、先に風呂入って来る!蛍行こうぜ!」
そうして走って本丸へ入って行く二人を見送った
『よぉーっし!やる事が盛り沢山だぞ!とりあえず、つーるーまーるー!』
大声で叫ぶと鶴丸はすぐに私の元へ来てくれた
鶴丸「おっ?なんだ、俺をご指名か?」
『うん♪鶴丸にお願いがあるんだ♪』
私はイタズラを思い付いたのだ
鶴丸「君…目がキラッキラしてるぞ…何を企んでいるんだ?」
『企んでるって人聞き悪いでしょ!?お願いがあるんだって言ったじゃん!』
長谷部「主、それは俺でもできる事なら俺がやりましょうか?」
気付くと鶴丸の隣に長谷部さんがいた