第24章 いざ!出陣!【24】
薬研君が待つ茶室へ向かい歩いていると鶴丸は早速診断を始めた
鶴丸「なぁ?これが俺じゃなくて貞坊だったら君はどんな反応をするんだ?」
鶴丸は繋いだ手を持上げ指さしながら聞いてくる
『えーー!これが貞ちゃんだったら!?嬉しすぎる…いや、でも…貞ちゃんって見た目は子供だけど中身が大人なんだよね…うん、嬉しいけどやっぱり恥ずかしいかな?まぁそこは私の得意技、忍法、誤魔化しの術が発動するけどね?』
鶴丸「誤魔化しの術?」
『うん、恥ずかしいのを気付かれないように誤魔化す技。う~ん、そうだなぁ、貞ちゃんなら、貞ちゃんに大きな声で、ありがと!って伝えてから手は離したくないから強く握って大きくブンブンその手、振りながらちょっと急ぎ足になるかも』
鶴丸「ほぉ!それじゃあ伽羅坊ならどうなんだ?」
『伽羅ちゃん!?…伽羅ちゃんかぁ~無駄にこんな事してくれるとは思えない…』
鶴丸「そうかもしれないが、う~ん、そうだなぁ伽羅坊なら、あんたは何も無い所で転びそうだこのまま行くぞ。とか言いそうじゃないか?」
『ぉお!それ言いそう!でも!それはそれで反撃するけどね?何も無い所で転ばないよ!ってね?それから、嬉しいし恥ずかしいけどお礼も兼ねて伽羅ちゃん良いやつー!って言ってやるもん』
鶴丸「はははっ!面白いな!次は光坊だ!さぁ、どうする?」
『光忠!?ひぃぃぃぃ!』
鶴丸「おいおい!君、ひぃぃぃぃ!ってそれは光坊に失礼じゃないか?」
『これはヤダって意味じゃなくて、良い意味のひぃぃぃぃ!なんだよ!』
鶴丸はそうなのか?と私の顔を覗き込む
『そうだよ?前にバーベキューしたでしょ?あの時、光忠がいたバーカウンターで腕伸ばして突っ伏したら、この繋いでる手みたいに絡めて来てさ…手にチュウされたんだよ…焦ったわぁ~』
鶴丸「そんな事があったのか?その時の君の反応が見てみたかったなぁ!」
『ヤダよ!あの時、鶴丸、三日月さん達と居たもんね?まぁ私はあの時焦って手、引いたら勢い余って椅子ごと倒れそうになったけど両脇にいた大典太さんとソハヤさんが助けくれたんだよ、そんな二人の助けは自分の手柄にしたけどね?』
鶴丸「自分の手柄にした?どうゆう事だ?」
『忍法、起き上がりこぼしの術!』
鶴丸「忍法、起き上がりこぼしの術!?」