第24章 いざ!出陣!【24】
明石さんを警戒するように見ていると、背中にドンッと衝撃を感じその衝撃に押され腕を広げて待っていた明石さんの胸に倒れ込んだ
明石「主はん、やっと来た焦らし過ぎですわ」
明石さんは逃がさんと言わんばかりに私を抱きしめた
『えっ!?今、何が起きたの!?』
蛍丸「主!早く国行にも元気注入してあげてよ」
明石さんにガッチリと抱きしめられていて離れられず、首だけで振り返ると蛍君が可愛くペロッと舌を出していた
『おぅ…押したの蛍君だったんだ…蛍君のお願いなら叶えよう!』
そして少し上にある明石さんの顔を見上げると
『明石さん、いくよ!』
明石「はい、お願いします」
私からも明石さんに抱きつくとその胸に顔を埋めた
それから、明石さんにだけ聞こえる声で
『明石さん、こんな事になってごめんね』
明石「何がですか?」
『出陣…』
明石「まぁ、自分は蛍達連れて親子遠足の気分ですわ」
『ふふっ、そっか、それなら蛍君達の事よろしくね?』
そうして話しているうちに元気注入も終わり、明石さんからも花びらが降り始めた
明石さんは、ありがとうございますと言い私から離れ蛍君達の所へ行った
長曽祢「主、俺達には無いのか?」
『あっ!長曽祢さん達も元気注入だぁ!』
そう叫びながら長曽祢さんへタックルするように抱き付いた
長曽祢「おっと、まだ俺を倒そうと考えてるのか?」
『もちろんそれもあるけど、今は元気注入が優先だよ!』
長曽祢「はははっそうか、それなら頼む」
長曽祢さんの左手は私の背中にまわされ、右手は頭を撫でてくれた
『長曽祢さん…』
長曽祢「なんだ?」
『私も一緒に行く!』
長曽祢「ダメだ」
『むぅ~…』
長曽祢「主には、ここで待っててもらいたい」
『何で?邪魔になるから?』
長曽祢「邪魔になる事はないな、主を護ると思うだけで俺達は強くなるからな」
『………(護る…か、なぁ~んだ私、何もできないじゃん…戦力にはならないって事か…)』
長曽祢「主?」
『長曽祢さんってさ、ホント何もかもがイケメンだよね?』
長曽祢「なんだ突然に」