第24章 いざ!出陣!【24】
明石さんの腕をすり抜け離れると、後から蛍君と愛染君の声が聞こえた
蛍・愛染「国行!」
明石「はい、すいまっせん」
蛍君達に叱られている明石さんを見ながら次は小狐丸さんの所へ向かった
『小狐丸さ~ん』
小狐丸「ぬしさま、おはようございます」
『おはよー』
小狐丸「ぬしさま、熱はもう大丈夫ですか?」
『うん、大丈夫だよ♪ぐっすりたっぷり寝たからね?とはいえ、寝付くまでに色々と迷惑かけた気がするんだよね…』
小狐丸「ぬしさまの迷惑なんてかわいいものです。またぬしさまが体調を崩した時にはこの小狐が看病します故」
『ぇえ!?もう誰も看病しなくて良いように体調管理しっかりするよ!』
小狐丸「そうですか?それでも調子の悪い時というのはいずれ必ず来ます、その時は遠慮なく甘えて下さい。今すぐ甘えてもいいですけど」
『ゎあ✨ありがとう♪早速甘えさせて貰おうかな?』
小狐丸「ええ、良いですよ」
『ありがと♪じゃあちょっと背中見せてね?』
お礼を伝えて小狐丸さんの後ろに回り背中を撫でてみる。勿論どこにもケガなどないのだが、昨日の事が衝撃的すぎて、まだそれを引きずっている私は小狐丸さんの背中を撫でながら治れ!と念じてしまうのだった
小狐丸「っ?…ぬしさま?小狐はどこもケガなどしていませんよ」
小狐丸さんは首だけで振り返り私を見る
『あれ?わかったの?』
小狐丸「ええ、わかりましたよ。手入れしようとしましたね?ぬしさまの手から暖かい気が流れ込んできましたから」
『そうなんだ?……………。』
小狐丸「まだ昨日の串刺し小狐が気になるのですか?」
『うん、ここの小狐丸さんは何ともないのはわかるんだけど、やっぱり昨日のあれは衝撃的すぎて怖かったと言うか…』
小狐丸「それなら、ぬしさまの気が済むまで小狐の体を徹底的に調べて良いですよ」
『うん!そうする!』
そうして私は小狐丸さんの背中やお腹を指で押してみたり撫でてみたりと、それは朝食が終わるまで続いた
三日月「主、俺も串刺しになったら、そうやって撫でてくれるか?」
『それは撫でる前に手入れしなきゃでしょ!?』