第24章 いざ!出陣!【24】
燭台切「主、どこに行くのかな?」
廊下に出ようとした所で襖の縁に手をつき光忠の腕が通せんぼした
『光忠に何か美味しいの作って貰おうと思ってね?行こう!』
燭台切「そうだね!ってなるわけないでしょ!っ!?あ…主…」
光忠を見上げた私の顔は熱に侵され目は潤み頬を染め小さく肩ではぁはぁと息をしていた
燭台切「うん…主、その顔最高に良いね、僕達の部屋に行く?」
『行くぅ~』
長谷部「主!何を言ってるんですか!」
私はその顔のまま皆の方に振り向くと
へし・一・三・山・加・薬「っ!?」
三日月「はっはっはっ♪本当に良い顔をしているな」
加州「主!もう、ホントにダメ!いい加減にしないと本気で俺、怒るよ?」
『はぅ…』
加州「ほら~はぅってなに?はいって言えてないじゃん」
清光が掛け布団を私に巻き付けまた抱上げると布団に戻された
加州「主、このままじゃ休めないから行くね?」
『ゃぁ~一人にしないで…心細くなるもん…誰か居てほしいよ………スゥ…スゥ…』
七人「はぁ~(やっと寝てくれた)」
燭台切「僕は主が起きた時に食べれる物を作ってくるよ」
一期「私も席を外しましょう。あまり大勢で居すぎても主が休めませんからね?毛利の様子を見てきます。後はお願いします」
そう言って二人は部屋を出て行った
山姥切「桶に水汲んで来る」
広君は立上り隠し部屋の方にある風呂場へ行こうとすると
加州「え?山姥切どこ行くの?」
山姥切「この奥に風呂場がある、そこで水汲んで来る」
加州「えっ!?俺そんなの知らないんだけど!俺も一緒に行く!」
そうして広君が隠し部屋に繋がる扉を開きそこへ入って行くと清光も慌ててついて行った
三日月「ほう、山姥切は、いつあの部屋の事を知ったんだろうな?」
長谷部「まさか主は山姥切が…だからあの部屋に誘って…俺達の知らない間に…」
長谷部さんは私が広君を好いていて隠し部屋に連れ込み襲ったのではないかと思ったようで…
薬研「ははは♪それは無いだろうな」
長谷部「なぜ言いきれる!」
薬研「大将はさっき、一人は選べないと言っていた。もし誰かを好いていたら、気持ちを隠そうとするだろうが、この大将の事だ、すぐ皆にバレるだろうな」
長谷部「それもそうだな」