第5章 試験
金魚のフンみたいに皆さんの後ろをついてきたら…
開けた場所に数十体の…狼がズラッと並んでいた。
「 ( ;´Д`)ヒィ…… 」
私以外の皆さんも同じように驚いている。
(もしかして…
10人の定員に対して沢山来すぎたから食べて選別するんじゃ…( ;´Д`))
想像力豊かな私は、つい変な想像をする。
〈それでは!!好きな狼を選んで背中に乗って出発してくださいね!
(え!?(;´д`))
私は思わず後ずさりをしてしまう。
狼は、大きな口を開けて生暖かい息を吐いている…
(駄目…怖いよ……なんか背中に乗った瞬間に食べられちゃいそう…)