第5章 試験
そんな賑わう集合場所に突如、
男の子(タメか少し上くらい)が現れ叫びはじめた。
〈ここはあく………集合場所ですから!
そろそろ村へ………はじめていただきます!!
(ん?( ;´Д`)なんて?)
きちんと聞きたいのに、
話をやめられない数人の声で非情に聞き取りづらい。
でも聞こえる人は聞こえるみたいで頷いたり、様々な感じで彼の話に耳を傾けている。
〈それでは、あちらに狼……ってください!!
(え?なんて!?( ;´Д`))
男性のかけ声がしなくなると、
皆、ある場所へとぞろぞろと歩きはじめた。
(…着いて行こう…)