《おそ松さん》なごみ探偵・謎の仮面と洋館の幽霊(R18)
第23章 カラ松END〜洋館の主人とわたし〜(※)
「カラ松ガールはもう食べたんだよな? これからどうするんだ?」
「私はお風呂に入ろうかと」
カラ松さんが手を止めた。
「風呂、か……」
「だめですか?」
「いや、ゆっくり入ってくるといい。特に今夜は、な……」
意味深な言い方をされ、恥ずかしくなる。
もしかして、ちゃんと洗っておけっていう意味?
気まずくなって、そそくさと立ち去ろうとすると、ホールを出たところで執事が追いかけてきた。
「橋本様! カラ松様を連れてきて下さり、ありがとうございました!」
「そんな……大したことじゃないです」
「いえ、こんなことは初めてです。やはり、橋本様の仰ることならカラ松様は聞いてくれるようですね」
「そ、そうですかね? たまたまかもしれないですけど」
照れくさくなってアハハとごまかす。
執事は首を振った。
「いえ、たまたまではないと思いますよ。それに橋本様がここに住まわれるようになってから、カラ松様も前より明るくなって、みんな喜んでいるんです。トド松様が逮捕されて、かなり塞ぎこんでいましたから」
私は驚いて執事を見つめた。
塞ぎこんでいた? カラ松さんが?