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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第69章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋(宮侑 治)⑤


感情を吸い取られた様に
空っぽになって行くココロとは逆に
ポタポタと頬を滑って
落ちて行く涙

自分の身勝手さに
それはドンドン大粒になって
息は肺まで届いてくれなくて

侑、助けて。なんて
今更な思考が更に首を絞める様に
心臓を引き裂く様に痛い

『侑…ごめん…』

微かに漏れた声
溢れて止まらない涙に

「姫凪…?!
う…わ、スマン!
俺…何言うた?!
スマン…ホンマ…悪かった…
泣くなや…マジで…
姫凪、ごめん」

治くんが慌てて私を少し離して
頭を下げる

薄れた甘い匂い
冷えていく身体

でも…

『私…もう…』

こんがらがったままの頭の中は

「お前は悪くない…な?
せやし…そんな顔すな…
そんな顔だけはさせたない…
俺が悪かった…
ゴメン、姫凪
ただ、今だけ…支えんの許してくれ…
大丈夫や"友達として"支える…」

流れ込んで来る言葉を処理出来ない

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