第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)
考えれば考える程
なんかムカついて来て
いつの間にか
姫凪の部屋に向かう声は
怒鳴り声になってまう
『やかましわ!!
ブサイクで悪かったな!
あの子みたいに可愛いなくて
悪かったな!
何しに来とんねん!
帰れ!アホ侑!
パンケーキ食べ過ぎて下痢せぇ!』
ガラッと部屋の窓が開き
マスクした姫凪が
ぬいぐるみを投げつけて来た
「居るんやったら
サッサと出て来いや」
それにまたマスクて
また鼻真っ赤なるまで
泣いとったん??
でも、今回は治やなくて
『なんでやねん。
嫌や、帰って…』
俺が原因やんな?
「はぁ?嫌じゃボケ。
なんで帰らなアカンねん
お前に逢いたいから
来たんやろがい。
サッサと玄関開けろや
それともココで
パンツの色まで叫ばれたいか?」