第3章 2 暖かな黒の中で
広めのカウチで後ろからアンリを支えるルシスが胸を刺激しつつ、より快楽を受け入れやすくするために耳元で軽い暗示をかけ続けている。
「ほら、もっと感じて良いんですよ。どこが気持ち良いのか言って御覧なさい。」
私は彼女の敏感なクリトリスを口の中で刺激しながらゆっくりと窒中を刺激する。
「、ぁっああっ…きも、ちいい…ぜん、ぶ、すきっ…」
普段の彼女なら絶対に口にしないであろう事を、ましてや二人の男に攻められながら快楽に耐えつつ必死に伝えている。
私以外の男が彼女に触れているのは腹立たしいが、同時にこの状況に酷く興奮している私がいる。
割れ目から溢れる蜜を舐め取ってむせ返るような彼女の魔力を感じながら私は夢中で舌を這わせた。
「ハイデス、天女の魔力は強力です。気を付けねばお前が中毒になりますよ。」
中毒?彼女に酔わされて気をやられるのならば構わないと、腟口に直接舌を差し入れて直接彼女の甘い蜜を味わった。
じゅるじゅると音を立てて吸うと同時に彼女が甘い声を漏らす。それらが甘い痺れとなって私を襲った。
私の自身は今まで感じたことの無い程の熱を持ち、たまらずベルトを緩めるとすぐにも欲を吐き出してしまいそうだった。
私は完全に酔っていた。
初めての事だった。人に酔わされたのは。
求める人に酔わされるというのは、こんなにも幸福感に満たされるものなのだと知り、まるで初めて行為を知った若造のように夢中になっていた。
刺激を受けすぎてぷくりと腫れ上がったクリトリスを丁寧に舐め、己の魔力を彼女の中へ入れる。
ひとつ、またひとつと入れ、柔らかな粘膜を押し広げる塊が彼女の中に飲み込まれていく。指を入れ、ゆっくりとかき回すとそれらが刺激となって腟中を暴れた。
「っ、あぁああ!あぁ、だめっ、おかしく、なっちゃっ、!」
溶けて吸収される時の快感と、硬い異物としての刺激の両方を受けている彼女は、私の魔力にある程度慣れたのか緩やかな絶頂を短い感覚で迎えている。
「お前ばかり好き勝手して、困りますね。」
おもむろにルシスの伸ばされた手が彼女の割れ目に触れ、魔力を一粒差し込んだ。
途端にビクン、と大きく痙攣した彼女が大きく潮を噴いて私を汚した。