• テキストサイズ

君と紡ぐ100のお題

第5章 purple








「・・・髪、可愛くなってるね」


写真では見たけど
また茶色くなったおニュウな髪型は
新しいドラマのためのもので
近くで見るとほんとに年下です、僕
という感じの印象。


顔を上げた彼がニコっと笑い

「うん、原作が少女漫画だから。
 女の子の漫画って
 大体こういう髪型だよね」

と言う。





「もうした?キス」


その言葉に笑っていた彼の顔から
表情が消える。





このドラマが決まった時
そういう内容になることはわかっていて
彼からごめん、と謝られたけれど
気にしないよ、と笑うしか出来なかった。




「・・・やっぱり、気にしてるじゃん」



気にしてるか、気にしてないかで言ったら
そりゃもちろん気にしてるけど



「違うよ、違う、そういうんじゃなくて」

「じゃあどういう?」



言葉を詰めるようにして
聞く彼に威圧感を覚える。




なんで?
なんで私が焦って、
松本くんが怒った風なの

それって違うんじゃない?


フツフツと湧き上がる感情が
つい抑えきれなくなって


「別に興味なんてない、」

と言ってしまった私。









/ 449ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp