第4章 yellow
「でさ、服はお揃いよ?
まず私が好きなの選んで
次に子どもの決めて
あ、あなた最後ね?」
「え、私も選びたい、なあ」
「なんでもいいでしょ、どうせ」
どうせって…どっちかというと
二宮くんじゃありません?
「なんでもよくな「いーの」
反撃しようとしたら
いつものように何も言えなくなった。
悔しい顔をすると
また笑って私に言う。
「隣にいてくれたら何でもいい」
二宮くんが言う
何でもいい、その意味が
嬉しくて。
黙っていると
顔を見て笑われた。
「ほら、そんなに泣いたら
明日ブスになるよ」
と手を握ってくれる
優しい二宮くんの
優しい夢を聞いたそんな夜。
END.
「何でもいいの?ほんとに何でもいい?」
「…(あ、ウザイの始まった感じ)」
「じゃあさ、あれは?フナッシー」
「ぜってえ、やれよ?自腹でやれよ?」
「…すみません(切れ味が鋭すぎます)」