第4章 yellow
「き、きっと私の方が大好きなはず」
「ずっと好きだったのは私です」
「す、少しくらい甘えて欲しい」
「今すぐ抱きしめたい」
「い…今すぐ行きたい二人でハワイ」
「いつも貴方と一緒なら何処へだって行ってあげよう」
「う、宇宙一愛しています」
「住み始めて気づいたことがある。
がいないと私は何にもできない、
あなたがいればそれだけでいいんだって。」
嬉しくて
泣きそうになってしまった。
私は涙をこらえて集中しようとする。
だってこれはゲームだから。
ここで泣いてしまえば
また二宮くんから笑われる!
「……て、…て、繋ぎたい」
「いいよ」
「…」
恥ずかしいセリフ、のはずなのに。
それってただ返事しただけなんじゃ…
二宮くんが私の手を握って、
1人でしりとりの続きを始める。
「ヨボヨボのばーちゃんになっても離さない」
「…」
「いいこと教えよっか?」
そう言って、私の返事を待つように
首を傾げる彼。
ゲームの最中なのに
「いいこと」が気になって
しりとりを無視してしまった。
「…な、に」
「二宮和也は
と結婚しようと思っています。」
「……」
「…ふふふ、顔、ひどいね」
「……」
「…返事、は?」
「は、…はい」
それ以上の言葉はいらない。
「はい」で終わる恋のしりとり。
END.
「二宮くん…すき」
「きーきーきー、キスして欲しい」
「…(え、まだ続いてるの)」
「い!」
「…い、い、いまですか?」
「今です!」
「…(しりとりは?)」