第61章 お風呂※
「えっ…っ…その…」
「…………」
俺の言葉に聖知の顔は真っ赤になり、なかなかその場から動かなかった。聖知の手を引いて一緒に立ち上がっても顔を俯かせたまま頑なに動かない。
聖知が本当に嫌なら強行するつもりはねえが…
嫌って様子じゃねえみたいだ
もっと俺から押せば……
自分も心臓がバクバクして緊張を隠すように俺は聖知の手を引いて風呂場へと向かった。
「ぁ………」
聖知の小さな声を気づかねえフリをして風呂場に着くと扉を閉める。
「あの……やっぱり…」
「………先入ってるからな」
「っ…えっ…なっ…!…ゆ…幸男さんっ…」
聖知の否定しそうな声に重ねて言うと俺は服を脱いだ。
まだシャツしか脱いでないにも関わらず、聖知を見ないようにそっぽを向き、今にもこの場から逃げ出しそうな雰囲気が出ている。
「聖知……」
「ひあっ…!なっ…ち…近いで…っ…!」
上半身服を脱ぎ、隅っこで縮こまってる聖知を後ろから抱きしめるとビクッと反応していつも以上に緊張しているのがわかる。
このままだと最悪風呂場に入ってこないのを察して、聖知の服のボタンを外しにかかり服の中に手を忍ばせた。
「幸男さんっ…ダメっ…私自分でっ…」
「さっきから見てたが全然脱いでねえだろ…」
「だっ…だってっ…ひゃあっ…!」
聖知は顔を真っ赤にして抵抗しようとするが、シャツのボタンを外し終わると首筋にそっと口付ける。いつもよりビクンっと敏感に反応しているのがわかると最後の追い込みをかけることにした。