第34章 10年越しの告白
俺が身に付けていた物を全て脱ぎ去ると翔さんは俺の下半身を見て目を見開いた。
「なんで…」
「何が?」
「なんでお前がデカくしてんだよ…」
翔さんが顔を紅くしながら俺を見た。
「そんなの翔さん見てたからに決まってんじゃん」
「俺のこと見て?見てるだけでそんなになってんの?」
「そうだよ…翔さんが色っぽいから、だからこんなになっちゃったの」
「そんな…見てるだけでなんて…」
「あのね?俺ずっと翔さんのこと好きなんだよ?好きな人とキスして、身体に触れて、イカせてやれたらさ、こうなるの当然でしょ?」
「うん……ごめん…」
俯いてしまった翔さん。
「謝る必要は無いけど、俺の気持ち少しはわかってくれた?」
「ん…」
「それならよかった…」
翔さんは顔を上げると翔さんの方からキスしてくれた。
「ごめんな…潤」
「ふふっ、いいよ…翔さんからキスしてくれたし、名前呼んでくれたから」
まだ翔さんの口から『好きだ』という言葉は聞けないけど、翔さんの気持ちはもうわかったから…
「翔さん、好きだよ…」
翔さんから返事を貰えるまで何度でも伝えるよ。
翔さんの顎に手を添え上を向かせると俺の瞳をじっと見つめたあとゆっくりと瞼を閉じた。
チュッと唇を啄むと翔さんも同じように俺の唇を啄む…舌を絡めれば同じように絡めてくる。
翔さんの気持ちも俺と同じなんだよね?