第34章 10年越しの告白
「翔さんが悪いんだよ?」
「え…」
「俺は飲みすぎだって止めたのに…」
再び翔さんの頬に手を添える。
「え…な、に?」
「家に送っていくって言ったのに…」
頬を撫でると翔さんはビクッと動いた。
「あ…」
「俺の言うこと聞かないから…」
上体をゆっくりと倒し翔さんの唇を唇で塞いだ。
「んっ…」
翔さんが首を振って俺から逃れようとする…俺は両手で頬を包み込み動きを封じた。
今度は翔さんの手が俺の腕を掴み離そうとしたけど翔さんの力じゃ俺の腕はほどけない。
舌を使って翔さんの唇を割り開き、中に入り込むと逃げようとする翔さんの舌を無理矢理絡めとった。
「んっ!んんっ!」
翔さんの手が俺の手首を掴んだ…強く握ってはいるけど本気の抵抗ではなさそう。
暫くキスを続けていると手首を掴んでいた翔さんの手が俺の腕に沿って移動しそのまま後頭部へと回った。
「ん…んっ…」
翔さんの声が甘い声に変わり、逃げていた舌も自分から絡めてくる。
捲れあがったTシャツからはほぼ上半身が現れていて、俺はそのうっすらとピンクに染まった肌に手を伸ばした。
触れた瞬間、ピクッとしなった翔さんの体…撫で回していると指先に固いものが触れる。
「ぅんっ…」
俺はそれを指先できゅっと摘まんだ。
「あぁっ…」
翔さんの唇が離れ喘ぎ声が聞こえた。