第15章 愛のかたまり
「そろそろいいかな…」
そう呟いて翔くんの指がナカから引き抜かれた。
「んぁっ…」
翔くんの中心が入口を突つく
「お待たせ…行くよ」
ゆっくりとナカに侵入して来るとそれだけで嬉しくて涙が溢れた。
「痛い?」
翔くんの手が頬を包み指で涙を拭ってくれる…心配そうな顔と声に愛情を感じてそれすらも嬉しくて…今ひとつになれてることがほんとに幸せで涙が止まらなくなった。
「翔くん…」
両手を伸ばし翔くんの首に腕を巻き付け翔くんを引き寄せぎゅっと抱きしめた。
「智、どうした?」
「わ、かんな…なんだろ、幸せ過ぎて…こ、わい…」
「怖い?」
「うん…いつかこの幸せが壊れるんじゃないかって…」
翔くんの腕が俺の背中に回ると力いっぱい抱きしめられた。
「そんなこと言うなよ…壊れないよ…俺たちはずっと一緒だよ?」
翔くんの暖かい声が耳元で囁かれる。
「翔くんっ…」
更に腕に力を込め抱きしめた。
「智、愛してる…一瞬一瞬をめいいっぱい愛し合おう?そうすればこの幸せは永遠に続くから…」
優しく語りかける翔くんの言葉に泣きながら何度も頷いた。
「しょぉく、ん…愛し、てる…」
翔くんの身体が離れるとチュッとキスがひとつ落ちてきた。