第110章 思わぬ出会い(6)
~翔side~
翌日、雅紀が話していたK市まで来て、引っ越し手伝いをした依頼主の家に来ていた
あの時話していたアパートの場所を確認するために…
だけど…
雅「え?そのアパートってもうないんですか?」
依頼主妻「ええ…何年前だったかしら…老朽化で利用者が少ないからって取り壊して、今では駐車場になってるわよ」
そっか…そうだよな…もう20年以上昔の事だからな…
潤「すみません、その駐車場って月極ですか?」
依頼主妻「ええ、そうよ」
潤「その取り壊されたアパートの管理者と同じですか?」
依頼主妻「確かね」
潤「お会い出来ますか?」
依頼主旦「ああ、駐車場の隣の家だよ。地図書こうか?」
潤「ありがとうございます」
その依頼主の旦那さんが丁寧に地図を書いて渡してくれた
俺達はお礼を言ってその家を出て管理者の家に向かった
翔「サンキュー潤、お前の機転のお陰で助かったよ」
潤「たまたまだよ」
和「えー…っと…地図によるとこの駐車場ですよね…隣の家っていったら…ここですかね」
書いてもらった地図通りに駐車場の隣には家が一軒建っていた
俺がその家の呼び鈴を鳴らすと、中から高齢の男の人が出てきた
管理者「…誰だね?君たちは…」
翔「突然申し訳ありません…大野と言いますが、以前隣にありましたアパートに住んでいた人物について、お伺いしたい事がありまして…」
管理者「まぁ…立ち話もなんだから上がりなさい」
俺達はお言葉に甘えて上がらせてもらった