第105章 思わぬ出会い(1)
~翔side~
俺と雅紀の件も一段落(?)し、平穏な日々が続いていた
今日は久しぶりに依頼がなく、和也も休みという事で喫茶店の準備を皆でやっていた
智「久しぶりに全員集合だから、今日は忙しくなりそうだな…」
翔「潤、食材は大丈夫か?」
潤「大丈夫、昨日のうちに解ってたから用意は…」
<~~~♪>
今日の営業の軽い打ち合わせをしていたら電話が鳴った
潤「はい、テンぺスタです」
雅「…もしかして予約とか…?」
和「あり得ますよ?何処から情報を仕入れるのか、営業前から知ってる人いますからね」
…ホント、情報社会って恐いよな…
そんな話をしていたら
潤「ええ…それは自分の一存では…はい…兄と相談してから…」
…?相談?何の電話だ?
潤の受け答えが普段と違う事に俺達全員が不思議に思っていた
潤「はい…では失礼します」
そう言って潤は電話を切った
和「潤くん、電話誰から?」
潤「…テレビ局…うちの喫茶店を取材させて欲しいって…」
雅「ええっ!?」
テレビ局から取材依頼!?
智「何て番組の?」
潤「ローカル番組なんだけど、巷で人気のお店を紹介するんだって。で、事前に街角でアンケートしたら、うちが断トツで人気だったからって…」
雅「うわー…凄…」
翔「俺達に相談してからってのは?」
潤「俺達全員取材したいんだって…」
…なるほど…
智「公に大野グループの名前を出さなきゃ良いんじゃないか?」
和「智兄さんは知ってる人が見たらバレるでしょうけどね」
後日潤はこの取材を受けた
…もしこの話を断っていたら、俺は何も知らないでいられたんだろうか…