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罪と罰【終わりのセラフ】

第13章 日本帝鬼軍




後ろを見るとそこに居たのはやはり人間ではなく吸血鬼。
それも僕の部下であるチェスとホーンだった。


クローリー
「あれ?」


この2人はこちらに向かっていたので来た事は想定内なのだが、一緒にいるはずのアリスがいない。
それ聞こうとしたが、その前に人間達の会話で遮られてしまう。



「…どうする。また撤退か?」

司令塔?
「逃げられるならそうしたいですが…このレベルが3人もいては無理でしょう」


覚悟を決めた様子の女。
次の瞬間、体に変な模様が浮かび上がった。


司令塔?
「だから戦います。鬼が暴走するかもしれないくらいのギリギリの全力で、それでも…」

気の強そうな女
「死者が出る。だが分かっててお前ら来たんだろう?」


「なるほど、そういう展開か」


頷き合うと、他の人間の体にも同様の変化が起きる。
1人1人を観察すると、先程よりも圧倒的に力が上がっている事が分かった。


チェス
「クローリー様ぁ」


少し楽しめそうな予感を感じて胸を躍らせていると、退屈そうな声が僕を呼ぶ。
珍しい事に少しの間大人しくしていたが飽きてしまった様だ。


チェス
「こんなところで何やってるんですかぁ」

クローリー
「遊んでるんだよ」

チェス
「あれとですかぁ…」


僕の遊び相手となっている人間のレベルを見て意外そうな表情をしたチェス。
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