白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第35章 咲き誇る華に蝶は優しく舞い降りる
『お母さん!
変な事言わないで!』
姫凪は見抜かれたのが
よほど恥ずかしかったのか
「あら?図星でしょ?
さっきから鉄朗くんばっかり見て
ニヤニヤして
あつくるしいったらないわよ~」
『もう!お母さんのバカ!
デリカシーないの!?』
赤面しまくりで突っかかる
ただ…
「あんな大声で盛っちゃう
カップルに言われても…」
「『!!!』」
母ちゃん強過ぎかよ。
「はい、私の勝ち。
負けたアンタ達は
サッサと帰り支度しなさい」
敵うわけない強敵に
二人して従うしかなかった
追い出された夜空の下
どちらからともなく繋いだ手
「帰りますかァ?」
『…うん。
早く…連れて行って』