藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第21章 ♡Story68♡ 両家家族のご対面
『今、白咲先生がうちに来ているのよ……』
「っ!?」
(白咲、先生が……?)
白咲先生というのは太輔の初恋の相手であり、
百合と似たような容姿を持つ女性教師である。
『偶然来てね、貴方達のことを話していたのよ。』
「っなんで……白咲先生がうちに……」
『近くを通ったからってことで寄ってくださったの。
旦那さんも、一緒よ。』
「寺嶌先生も……」
『そう……貴方たちふたりのことを話したら、とても貴方達のことを心配しているわ……』
「っ……そう、か……あのふたりが……」
『それでね?ふたりが、太輔たちに会いたいと言っているのよ。』
「ぇ……」
『丁度、私たちも東京に行こうと思っていたところなのよ。
それで、白咲先生たちも一緒にって思ってね……迷惑、かしら?』
「い、いや……俺は、大丈夫だけど……百合や他の家族がどう言うか……
多分、大丈夫だとは思うけど……」
『わかったわ。今週の土日、そっちに向かうわ。
あ、ホテルをとるから部屋の心配はしなくて大丈夫よ。』
「わかった。百合やお義父さんたちに伝えておくよ。
白咲先生と、寺嶌先生にもよろしく伝えておいて。」
『えぇ、わかったわ。百合さんたちにも、よろしく伝えるのよ?』
「わかってる、じゃあ次の土曜日にな……あ、俺は光咲病院にいるから……
105号室、ここに俺らいるから……着いたらまた連絡して。
もし場所がわからなかったら、東京駅まで迎えに行くから。」
『その時にお願いするわ。それじゃ、よろしくね。』
「あぁ。」
こうして電話を切り…
「太輔……?」
「っ百合……悪い、起こしちまったか?」
「ううん、さっき目が覚めたの……太輔の、お母さん?」
「あぁ、今週末に来るって……」
「そっか……初めて会うんだ。なんか緊張するなぁ(苦笑)」
「多分、それなりに大人数だからな(苦笑)」
「ご家族の他に、太輔の初恋の先生も来るんでしょ?
ついでにその旦那さんも(笑)」
「っばか……!お前、そこまで聞いてたのんかよ?」
「まーね。」
「たっく……さて、早いうちに裕太くんたちに電話するか……」