第9章 メイドは冥土を統べる
引き金に指をかける。
「あ、あんた人殺ししようとしてんのよ?!わかってる?!」
可愛らしい声だ。
アザゼルだな。
アニメみたいなボイスと可愛い見た目なのに、本当に中身が残念だこと
「ふーん?人.... ねぇ?でもさ自分達さ悪魔だよね?」
人でなくて悪魔殺しが正解かな?
「安心してアザゼル、ベルフェゴールを片付けたら次はあんたね」
銃を向けたままにっこりと振り返れば、顔のひきつったアザゼルが黙ってこちらを見ていた。
「そ、それ以上するならカラ松様に言いつけるわよ!」
リヴァイアサンの脅し文句が、私を止めようする。
「いーよ?いいなよ?さぁ?ほら?」
イタ松に言われたところでだ。
どーぞって感じ。
なんだったら、口で勝てるわ
秒殺よ?秒殺。
そんななか、いてもたってもいられなかったのかベルゼが叫んだ。
「ごめんなさい!許してあげてください!皆本当はただただ六つ子様がたが好きなだけなんです!お願い!」
大粒の涙を流して私を見つめるベルゼ、その後ろで悲しそうな顔するアモン....
どうしよう、なんか気がとがめるんだけど....
ふえっ、ひっくと泣き出すのは目の前にいるベルフェゴール
「ひくっ.... き、消えたく.... ない.... こ、こわ.... 」
はぁ....
深いため息を一つ吐いた。