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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


距離を少し取り
ペタンコ頭を下げると

『…あ、あの…
私…お手洗い!』

姫凪ちゃんは
俺から大きく離れて
部屋を出た

「姫凪ー
トイレは突き当り」

研磨の声と同時に
バタバタ遠くなる足音を
聞き届けて

「…また、ヤラカシタ?」

研磨をソロッと振り返る

「…さぁ。
暴走してるとは思うけど…」

「ヤッパリ!?
だって可愛いんだもんよ…
なに?天使なの?
あの笑顔見た!?
いや、見んな…!
マジ俺だけの姫凪ちゃんに
なって欲しくて死にそう…」

頭をガシガシ掻きながら
さっきまで姫凪ちゃんが
抱いてたクッションを
俺の胸に導いて
ゴロゴロと悶える俺に
研磨の溜息が降って来て

「…なんか面倒くさい
木兎サン見てるみたい…」

「悪口か!」

「それが悪口でしょ
…まぁ、別に面倒くさくても
良ンじゃない?
今までの女子より
好感持てる感じだし…」

「だし??
その続きは?」

なにか言いかけて止めた
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