白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第3章 消せない昔、消えない今(前)
この子はこんなに
『…でも…変でしょ?
付き合ってるのに…。
頭では踏み切ろうと思ってるのに
駄目なんです。
好きな人と…そうなろうとしてるのに
身体が反応しなくて…
それを知られるのも怖くて…』
純粋に彼氏を思ってるのに…。
「俺…は、女の子の身体の事は
よく分かんねぇけど…
アレだ!好き過ぎて緊張しまくってたら
身体が付いてこねぇとかも
もしかしたら、あんじゃね?」
"俺が0から慣らしてやる"
そう言いたい気持ちを捻じ曲げて
必死に紳士を演じる
『…そ、そんな事ある、かな…
でも、緊張はすごくしてるし…
そうかも…?』
「だろ?!
だから、さ!
えっと…そうそう!
チョットは耐性つけたら
緊張も解れるんじゃね?
男に緊張し過ぎなんだよ、キミは。」
『仕方ないでしょ…慣れてないんです。
苦手だし…
慣れるって言っても
男友達も居ないし…』
「居るじゃん、男友達!
ほら、ここに!
まずは俺に緊張しなくなれって
なつーか…実験台、的な?」