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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


なのに

「…俺とツレで
そっち迎えに行ったら信じてくれっか?」

まだ足掻くとか
俺の往生際の悪さも
相当だよな…

〈…あ、ごめんなさい…
別に悪い人って言ってる訳じゃ…
ただ、男の人に誘われたの
今の彼氏が初めてで
本当に男の人に縁のない人生を
歩んで来たのでネットとかの
知識しかなく…〉

俺の落胆した空気まで
声で向こうに届いたのか
慌てた様に弁解した後

〈…住所…教えて下さい
向かいますから…〉

小さい声が届く

まじ?
粘り勝ち??

「お、おう!住所は…」

〈…じゃあ、すぐ向かいますから〉

来る、すぐ来る…すぐ来る?!!

"待て"と言う間もなく切れた通話
来てくれるのは嬉しい
嬉しいしかないんだけども!

「やっべ!研磨に何も言ってねぇし!」

勝手に部屋使う案出しただけで
研磨は何も知らねぇんだ!
自主練終わり俺が行くのは
言ってても、もちろん
一人で来ると研磨は思ってる
と、言うことは…

「…はぁ?何言ってんの?
寝惚けてんの、クロ。」

こうなるよなァ…当然。
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