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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


「出ない!なんでですかァ?!」

まさか男と一緒?!
いや、隣に居て相談とかねぇだろ…

とりあえず…

[着信マズかった?]
[電話のが手間省けると思うんだけど]
[今どんな感じよ?]
[もっかい掛けるから
話せるならそのまま取って?]

ウザいくらいの
連投攻撃だ!

すぐさま付く既読
腹に力を入れて
もう一度通話のマークに触れた

〈…は、はい!布施です!〉

電話越しの声は
さっき聞いた声より
少し幼く聞こえて
更に心臓が跳ねる

「…」

〈黒尾さん…ですよね?〉

しまった!聞き惚れてる場合じゃねぇ!

「俺に相談くれたんだろ?
どうしたァ?彼氏と喧嘩?」

咄嗟になんでもなかった風を装って
笑い声と小さな願望を届ける

〈いえ…喧嘩とかは全然…
むしろラブラブです〉

ガツン

小さいパンチだけど
結構…カナリ…いや、ガチで効く
ラブラブとか無理、マジ…

「…じゃあ相談ってナニ?
エッチの相性でも悪いとかですかァ?」

って、何聞いてんだろうねェ
ここで"むしろバッチリです!"とか
返ってきたら確実に死亡案件なのに。
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