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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


「(っしゃーー!!繋げた!!)」

保健室で眠る姫凪ちゃんを
起こさない位のボリュームで
叫んでガッツポーズ

すぐ掛かってくるなんて
その時は微塵も思わなかったけど
繋がった糸が幸せだった

浮かれたまんま
授業をこなし
部活をこなし

「研磨!どこ行くんですかァ?!
聞け!帰るな!おい!
聞いてくれ研磨ァァ!」

部室からそそくさと
出て行く研磨を呼び止める

「クロうるさい。
自主練するんでしょ
帰ってから家に来て話なよ
おれ疲れた、帰りたい…」

「言ったぞ!寝てても
起こすからなァ!
うーしっ!山本、リエーフ!
自主練すっぞー」

嫌そうに俺を見上げる研磨に
約束を取り付け
またも浮かれて
コートに戻る
惚気話なんて言えたシロモノじゃねぇのに
研磨に話したくて飽和してた
アレやコレが

まさか
溢れるなんて
思っても見なかった

「…へ?」

「どうしたんスか?クロさん
あー!女子!!!」

「見んな!リエーフ!!」
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