白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第3章 消せない昔、消えない今(前)
さり気なさを忘れず
ジワリジワリとリサーチするも
『なんでですか…』
カーテンの向こうからは
警戒心バリバリの声
ヤッパリただのチャラ男だと
思われてるよな、コレ…
なんとかしねぇと…。
保健室の先生が
職員室に伝えて来ると
出て行った言葉に
コレだ!と、ピンと来て
「いや、この調子じゃ
授業出れないでしょうが。
保健室の先生に担任への連絡頼むから
ね?センセ。」
とっさに出た言葉に
慌てた様にカーテンが開く
『す、すいません!
1組です!あの…本当に…
態度悪くてスイマセン…!
私、男の人って苦手で!
本当チャラいとか軽いとか
思ってて申し訳な…ぃ…?アレ?』
オイ、待てよ。
そんな必死になられたら
ついた小さな嘘が
なんかとんでもなく悪い気持ちになっちまう
なっちまうんだけども…
『あの…先生…は?
私まだ頭ボーッとしてる?』
キョトンとした顔が
クルクル動く瞳が
「…そ、そんなに必死になんなくても…
それに保健室の先生なら
名前だけ聞いてサッサと
職員室に行きました…ブッフォッ!!」
反則過ぎてヤバイだろ~~ォ!