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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


フワリと浮かんだ顔と
ポケットに眠る一枚の紙の存在は
焦る私の気持ちをユックリ固めていく

先輩の為だもん
アドバイス貰うだけなら
連絡しても良い…よね?

それがキッカケだった
好きとかそんな感情はなくて
ただ先輩と前に進みたい為だった

「映画尽くしのデートも
たまには良いな!
あ、今度は遊園地でも行く?
次の日曜とかさ」

その後は軽いキスのみで
優しく私を扱う先輩が
帰り支度をしながら
遊園地のチケットを揺らす

『は、はい!是非!
すごい久々なんで楽しみです』

「俺も!絶叫系大丈夫?」

『大好きです!』

ほのぼのした会話に緩む頬
やっぱりトモノリ先輩の為にも
早くこの身体を心を何とかして
先輩を喜ばせたい

「よーし!決定!
連れ回すから楽しみにしとけよー」

『先輩となら全部楽しいですから』

「…!可愛い事言い過ぎな…
俺もだよ、姫凪…好きだ
早く…食いたい…」

うん、その為なら
なんでもするもん

『…頑張り…ます』

先輩と別れ部屋に戻った私の指は
文字盤の上を滑っていた
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