第1章 Sid~極上の女~
シドが中の指を抜き去り体を起こす。
「……スゲー出たな。」
「ハァ…ハァ…シド…ダメ…汚いよ…」
「お前が思ってるやつと違うから安心しろよ。」
「えっ…」
「女もあまりに気持ちいいと出るんだよ。」
「…そ、そうなの?」
シドはクッと笑う。
「あんなご奉仕プレイは知ってて、
これは知らねぇのかよ。」
そういいながら顔についたそれを拭う。
「まぁ俺も飲んだのは初めてだけどな。」
「えっ」
そう言って顔を近づけると、
「まぁ悪くねぇな…」
と囁く…
「お前のバージン奪えた感じで、
ゾクゾクするぜ。」
シドのその言葉にドキッと胸が高鳴る…
「さて……」
そういうとシドは私に覆い被さってきた。
「…!…何?」
「誰かさんがやらしーせいで
いろいろ寄り道したけど、
やっと普通に抱けるな。」
「ちょっ…べ、別に…!
シっシドがそう仕向けたんでしょ!」
「あっそ。
何にせよあんなにヤらしく乱れたのは
どこの誰だろうな。」
「……んもう!」
シドはニヤリと笑みを浮かべる。
「…っ!」
この顔…
優しい顔も大好きだけど…
会えなかった分、
からかうようなこの顔さえも今は愛おしい…
シドらしさが滲むその顔に
胸をキュッと締め付けられる。
するとシドが顔を間近にし、囁く。
「足んない…お前が。」
あんなこと…言っておいて…
あんなこと…言っておいて…
もう…
ずるいよ…
もう……!
「私もっシドが…足りない…!」
その瞬間、唇が重なる…。
「ん…。」
シドが私を抱き直す…
優しく優しく唇を噛み合う…
これ、好き…
ハァ…
どちらともわからない吐息が漏れる…