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【BLEACH】

第64章 original~如何にして個とするか~


「腕落とすのは痛かったから、辞めましょうか」
「落としたことあんのかい」
「虚化のアフターフォローとのことでしたね。ちょっと試したいこと、いいですか?」
「ええで、どうしてたらいい?」
「虚閃でも鬼道でもなんでも構わないので、攻撃してもらえますか。」
「おう、わかった。」

斬魄刀を握りしめる。

「卍解 木花咲耶姫」

花月の卍解。藍染との戦いで少しだけ使ったが、霊力の消耗が課題だ。それをクリアしないと使いこなすことができない。

しかし今回はそれが目的では無い。

卍解状態での虚化もその戦いでしてみたが、ぶっつけ本番だった。だからこそ、しておきたい。斬魄刀に虚の力を載せて、攻撃が出来るのか。


「卍解やて?流石にそれは総隊長から怒られへんか?!」
「この卍解はあくまで仮なんです。基本は攻撃力と規模が上がったに過ぎない。だから大丈夫です!多分!さぁ、攻撃してください!返撃大華砲で返しつつ、虚の力を乗せて威力高めてみます!」
「それ受けろってか!?」
「じゃないと、地面に穴空きますもん!」
「俺の頭に穴空くわ!」
「アフターフォローするって言ったのは平子さんですけど!?それに、今色々ストレス溜まってるんです!ストレス発散に付き合ってください!」
「なーんやそれ!」
「あ、加減なしですよ!しっかり私に向けて撃って来てください!」

平子さんは諦めたような雰囲気を出した。

「俺が言い出したことやから、しゃーないな。ほな行くで」

平子さんから高火力の虚閃が放たれた。返撃大華砲で返すと同時に虚の霊力も込めて返す。想像の3倍は威力が増した。

「あっやばっ」
「やばいなぁ!やばいなぁ!?」

平子さんにぶつかったそれは、霊力による衝撃波、気圧をも変化させるほどのそれにより、辺りにも影響を与えそうなものだった。


「ひ、平子さ〜ん!!!」

風月で黒煙を散らして姿を探す。どうしよう木っ端微塵になっていたら。しかし、その不安な杞憂だったようで。平子さんは花盾に守られていた。

『流石にまずいと思って花盾でお守りしました!』

花月のナイスアシストにより、ほぼ無傷の平子さんが花の中から顔を出した。

「なんや、俺のんとよ〜う似とるな。」

ポンポンと花盾を叩くと消えてしまった。

「あんなんまともに喰らったら死んでまうわ!」
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