第13章 謀反篇
朝起きても看守はいなかった。
しかし数分後
「ポインティちゃん、元気してた?」
と京楽隊長が現れた
「昨晩はよく眠れましたよ。」
「はは、それは良かった。」
「京楽隊長、どうかしたのですか?」
「あぁ、いやね、君の部下が昨晩、僕を尋ねて来てたからもしれないからね。」
「京楽隊長と浮竹隊長に伝言を頼んだのですが、その前に捕まったようですね。」
「伝言ねぇ。その内容は?」
「ルキアの処刑、藍染隊長殺害の黒幕についてですね。」
「ふん、なるほどね。」
「この状況下で私が誰かにこの事を話してしまうと恐らく京楽隊長もここに入れられます。ルキアの処刑のその時に、その人物が動くまでは私の胸にとどめておきます。」
「それが懸命だろうね。ま、処刑については……ね。僕、まだ覚悟しきれてないんだよね。でも、ポインティちゃんは自分の信じる道を進めばいい。若いんだし。」
「お願いします。」
それだけいうと京楽隊長はいなくなった
私はその時を待つ。
暫くしたあと、鏡から声がした。
「ルキアさんが処刑されます。今移動中とのこと!」
「皆、その場から離れて!多少手荒なことしても大丈夫よ!とにかく双極の丘に集合!私も向かうわ!その後は、藍染隊長の霊圧感知よ。」
「了解!」
「花月!」
『はいはい!』
鍵穴に木の枝が現れる。
『回してください』
回してみると開いた。
「花月、みんなを探すわよ」
『らじゃー!』
「あ!どうやって抜け出した!!」
「花月!!この人たちをお願い!」
粉状の刃が死神を襲う
「殺しちゃだめよ!」
斬魄刀の保管庫に私の斬魄刀はあるはずだ。
「脱走したか!」
「ここから先は通さん!」
「破道の三十三【蒼火墜】」
「くわぁ!」
「這縄!」
死神達を拘束した
保管庫の扉に触れる。
「……結界?」
「鬼道衆が結界を張って行った。だからその中には入れない……」
「貴方達、そこ離れてて」
這うようにして死神が離れる
「破道の三十三【蒼火墜】」
びくともしなかった。
「君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ 蒼火の壁に双蓮を刻む 大火の淵を遠天にて待つ!破道の七十三【双蓮蒼火墜】」
軽く壁がうねったが破れる気配はない。
「いや、これ以上やめてください!!壁が吹き飛んでます!!」
「最後に一つだけ!」