第12章 暗殺事件
「藍染隊長が……殺されたなんて」
「旅禍にでしょうか。」
しかし、護廷十三隊は藍染隊長の死に関してはそれほどの衝撃はなかった
それよりも
「阿散井副隊長が旅禍に倒された……ということは旅禍の中に手練がいるということですね。」
「ずっと霊圧を感知してたけど、旅禍の中で一番霊圧が大きかったのは黒崎一護だった。阿散井副隊長を倒したのは彼でしょうね。」
と口を開いた
「じゃあそいつが藍染隊長を殺したんですか?!」
「それは考えられねぇだろ。藍染隊長が殺されるなんて。そんなこと……」
私は立ち上がった
「隊長!どこへ?」
「ちょっとね。レン、任せたわよ。」
「あ、はい!」
「あたしも副隊長なんですよ!!」
「早めに帰ってきてくださいねー!」
藍染隊長が殺されたのは深夜~朝にかけてだと言う。
この状況だったので、昨日から常に霊圧感知をしていた。
10時~2時にかけて睡眠はとったが、その時間はまだ起きている人もいるだろうし、殺されたとしても誰かが気付くはずだ。
今は緊急体制の為に、常時見回りが行われ、なにかあればすぐ連絡がある。
死神の誰かによるものか?
それなら旅禍の侵入の混乱を利用しての殺害を選ぶだろう。わざわざ旅禍が静かになった深夜に殺害する必要はない。
殺された正確な時間はいつだ。
現世での殺しは深夜と相場が決まるが、ここでは深夜の殺しは避けるべきだ。
最も適当な時間は夜明け、日が昇り始めた頃。
出歩いている人は少ないが、霊圧が多少動いても怪しまれない。
また、この状況だと旅禍が動き始めたんだと周りは思うはず。
ここで問題なのが、私は明け方、霊圧感知を行っていたこと。
もしかしたら見逃していたのかもしれない。
いまからそれを確認しに行く。
藍染隊長が殺害されていたという場所は調査の為に閉鎖されていた。
「申し訳ございませんがここから先は。」
見張りの死神が通してくれなかった。
強行突破はまずいだろう。
ここからでもいいか。
「花月。お願いがあるの。」
『はいはい、なんですか~?』
「藍染隊長が殺された場所の残留霊子を調べたいんだけど」