第51章 original~投獄篇~
「それは、尸魂界からしてみれば連続殺人の容疑者である私を早く捕まえたいものでしょ。」
「ええ、それはわかりますが…どうも引っかかりまして……」
「何が引っかかるんだ?」
「隊長格による殺しにしては爪が甘い、そこを全く疑わないことがどうも臭くて」
「まるでポインティがやったと言わんばかりの現場だったそうだな。」
「…確かに中央四十六室がそこに気が付かないわけがない。全員が就任してまだ日が無くても、尸魂界からより選りすぐりの賢者をあつめてるんだからな。」
「…喜助さんの時は一回目の査問で刑を下した、そう聞いてますけれど、それってろくに調査しなかったってことですよね」
「あれは藍染の完全催眠の仕業でしょうね。あの後、例え調査されたとしても、アタシはどっちにしろ追放されるのは決まってました。」
「喜助さんはなんにもしてないじゃないですか…やっぱり中央四十六室なんて大嫌い」
「ま、良く思う人なんてそうはいませんよ。」
すると、この店の近くにある霊圧が降り立った
ウルルが走って私のところに来る。
「隠れて!」
「ちょ、おま!なんだよ!!いきなり!!」
ジン太が誰かと話している
「ここにルキアと恋次の霊圧があるんだもの。全く、あたしひとり探索させておいて、二人でなにこそこそしてんのかしら!!」
「……この声は」
ルキアと恋次が踊り場に出た
「ら、乱菊さん!別に俺たちゃサボってたわけじゃ」
「松本副隊長、事情聴取ならおわりました!!さ、戻りましょ!」
「なぁに、二人共あわてちゃって〜疚しいコトしてたんじゃないでしょうね?」
「疚しいコトなんてしてません!!ほら帰りますよ!」
私は部屋の奥へゆっくり歩いた
「なによ、あたしだけ除け者にして!!」
「そういう訳じゃありませんよ!」
「いらっしゃいませ〜松本副隊長〜。お茶でもいかがッスか?」
浦原さんが部屋から出た。
「あら、アンタいたのね。全然気がつかなかったわ。」
「そりゃあいますよ、事情聴取されてたんッスから。」
「アンタねぇ、あたしに茶を出すのも大事だけど、ポインティはどーすんの?」
「早く見つかって欲しいッスよ、それで無実を証明して欲しいッス。」
「無実が証明できるんならとっとと出てきてるでしょ〜?どこでなにやってんだか。アンタ、心配じゃないの?」
