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【BLEACH】

第51章 original~投獄篇~



翌朝、早いうちに目が覚めた。

喜助さんはこの部屋の奥にある研究室にこもっていると思われる。

きっと、今日の朝ごはんの配膳の時に私がいないことがバレてしまうだろう

そうなれば尸魂界はまずここを疑うはずだ。

どうにか手を打たないと。


「あら?もう起きてしまってましたか!」

奥の部屋から喜助さんが出てきた。

「喜助さん、私…」
「今から貴女を別の場所へ移します。」

そう言ってマントを私に掛けるとそのままひょいっと抱き上げた。

「ちょ、もう…歩けます!」
「だ〜めッス。200mやそこら歩いたら息切れするでしょ?」


新聞配達員が走る上空を駆ける喜助さん



「この道って……」



「ここで匿ってもらってくださいッス。」

クロサキ医院、一護の家だ。


「…ここで?」
「家の方には許可もらってます。」

ピンポンと押すと、一心さんが出てきた。

「待ってたぜ。中入れ」

玄関先まで入れてもらうと喜助さんは一心さんに私を渡した

「じゃあよろしくお願いしますッス〜」
「あぁ、任せとけ。」
「ポインティさん、すぐに迎えに行きますから。」

喜助さんは少し微笑んで瞬歩で走っていった。

「さ、ポインティちゃんどこなら隠れられるかな〜やっぱり一護の部屋の押入れか?」
「え!?」
「大丈夫〜大丈夫〜奴は今は見えねえから!」


階段を上って一護の部屋に入るとまだ眠っているようだった。

「何か用があれば言ってくれ。それとそのマントは外さない方がいい。」

そう言って押入れを閉じた。

「コン、こっち来い」
「……むにぁ」


コンがどこかに拉致られたらしいがその理由は後で分かった。

コンに私のことを説明したらしい。


「ポインティちゃん!!」
「しー!!」

押入れを開ける

「大変だったなぁ…」
「うん…とにかく今は尸魂界の目を眩ませて霊力を回復しなきゃ。」
「俺も力になるぜ!!」
「ありがとう」
「一護が起きたら俺から説明するぞ!」
「お願いします。」



私は押入れの中で息を潜めた。


暫くして一護は目覚めた。

「カーテンは開けるな」
「……あぁ?なんだよコン。つか珍しいな、お前が起きてるなんて」
「とにかく、カーテンは開けるな。」
「だからなんでだよ」

寝起きの声で不機嫌そうに一護が言った

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