第50章 original~怪異篇~
「その腕は大変ですよ…ご主人」
と呼び出して共に空座町の織姫さんたちが通う高校へ来たささこが嘆く
「細胞が凍死してるし、なにかの衝撃で割れたら手ごとサヨナラね。でも一応制御してるよ、普通の戦いで敵を凍り付けにするならもう既になってるし。私だからこのスピードまで落とせるってだけで。」
「隊長、冷静ですね…もうすぐで織姫くると思います。」
チャイムが鳴った
私たちは女子トイレの個室で待機している。
「ポインティちゃーん?ポインティちゃーん」
「織姫さん!」
「周り誰もいないから開けても大丈夫よ。」
私は扉を開けた。
「この狭い個室に3人と人形1人てキツキツですね」
「リンは出てもいいのよ、隠れる必要ないし。」
「あ!確かに言われてみたら!見えませんもんね!トイレにいる必要ないじゃないですか!」
「あ、近くにいてよ!ささこに肉体預けて家に帰らすから」
「はーい」
「ポインティちゃん、どこを怪我したの?」
「あ、これなんです。」
羽織っていたコートを取ると織姫さんがえ、と声を漏らした
「うん!治せるよ!【双天帰盾】」
腕がオレンジの光に包まれるとみるみる氷が消えていった
「織姫さんすごーい!」
ささこも感嘆の声をあげた
「織姫さんじゃなかったら腕とサヨナラしてたと思う、ありがとうございます。」
「ううん、いいんだよ!」
「まだ時間大丈夫?」
「うん!まだどこか悪い?」
斬魄刀を出した。
「氷月と水月がさっき戦ってた敵の能力で暴走しちゃって…」
「うーん…ちょっと待ってね……うん、やってみる!【双天帰盾】」
3分ほどすると織姫さんが立ち上がった
「もう大丈夫!」
「ほんとに!?水月!氷月!」
『ポインティ様、お手数をおかけしました。』
『申し訳ありんせん、わちきとしたことが主様に手傷を与えてしまうなんて。死んで詫びます。』
「死ぬな死ぬな、もういいよ、治ったし。」
斬魄刀をしまって織姫さんの重ね重ねお礼を言ってじぃ先生のもとへ行った。
「ご苦労じゃった。鷹司の一件について収束するまで時間がかかるが引き続きたのんだぞ。」
「はい。」
隊舎に戻るとリンが出迎えた
「何気に、一番隊が現世の任務で活躍したの初めてですね!」
「手当がついたらいいねぇ〜」
こうして初めて一番隊の手柄がとれたのだった
