第48章 死神代行消失編~尸魂界奪還~
全ての霊力を吸収した花は大きく膨らみ、霊力を放った
「……っくそぉ!!」
因幡影狼佐から斬魄刀が離れる。
私は落下した影狼佐の斬魄刀の破壊を試みた
「や……め……ろ……」
弱った影狼佐を横目に鬼道を放つ
「破道の九十 」
しかし突然、身体に力が入らなくなった
空から光が降り注いでいる
「天月ちゃん……?」
「やっぱり世しか隊長を止められないみたいですね!」
身体が動かなくなり、そこに膝をついた
ゆっくりゆっくりと歩き始めた影狼佐
「天月ちゃんの卍解って…自分より下の位置にいるものを問答無用で戦闘不能にするんじゃなかった?」
「それは原種の話ですよ。世はちゃんと対象を選ぶことができます。」
斬魄刀を手に取った影狼佐は刀を振り上げた
「死んでもらいましょう…イレギュラー」
「……っ!」
よけられない、そう思った時
花月の刃が影狼佐を襲った。
その為、軌道を反らすことができ、深手にはならなかった。
しかし、霊力が上手く扱えない。
治療が出来ない。
「この状態でも斬魄刀を操りますか…」
「蓬莱三席、よろしくお願い致しますよ。」
「おまかせ下さいな」
因幡影狼佐が望さんの所へ近寄る
「嫌だ…行きたくない」
「望!逃げろ……っ!!」
望さんには天月ちゃんの能力がかかってないようだ。
少し離れているからだろうか。
「共に行こう、望」
「こんにゃろぉぉ!!望逃げろ~!!」
コンが影狼佐に向って行く。
「…花月っ」
「まだ戦う意志があるんですか?」
意識が朦朧とする中、顔を手で覆った
「それはさせません!…縛道の六十三【鎖条鎖縛】」
私は縛られてしまった。
虚化すれば策があったかもしれないのに
望さんは林へ走って行った。
「望……!!」
一護がそれを追う
「いいの?一護を行かせて」
「世は貴方を止めるのが役目です。」
そこにいる人は術中にある為、戦意を失っている
「あちらも終わったみたいですしまとめて死んでもらいますね」
天月ちゃんが手を翳す
「破道の八十八……え?」
刹那、"眼下の"彼女は黒い箱へと消えた。
「破道の九十【黒棺】」
黒棺が消えると、中から霊骸だったものが地に落ちた