第48章 死神代行消失編~尸魂界奪還~
喜助さんは一晩中研究室に篭っていた
翌朝、私は尸魂界へ戻る隊長達を送った。
「これで事態が収束すればいいですね。」
「レミリアちゃんは引き続き、喜助さんの補佐をお願いね。レンは副隊長の看病を。」
「はい!」
副隊長は織姫さんの尽力あって、殆ど回復している。
そして行方不明になっていた望さんは明け方、一護とコンと共に戻ってきた。
この人は、影狼佐に狙われている。
何故狙われてるのか……
彼女は何者なのか?
それは帰ってきた彼女の口から語られた
"私は一番最初に作られた改造魂魄"
彼女から霊圧が感じられない理由も理解した。
しかし、それ以上語ることはなく、望さんは一護の家に戻った。
「よいしょ」
「どっか行くんスか?」
「じぃ先生のところにね。レン!」
「はい!」
昨夜、喜助さんの元に総隊長と卯ノ花隊長が現れた
「総隊長に卯ノ花隊長じゃないッスか~。」
「じぃ先生、そのお怪我は!?」
「尸魂界で霊骸の京楽隊長、浮竹隊長と戦っておられました。こうやって立っていらっしゃいますが極めて重症です。すぐに処置を施したいのですが、場所を提供して貰っていいですか?」
「そうッスね~こちらへどうぞ」
「ポインティさん、貴女と一番隊隊員のお力をお借りしてよろしいでしょうか?」
「はい。すぐに呼んできます。」
小高い山に建てられているお寺に総隊長を横にして治療を始めた。
「人が来ないように結界を張っておきました。治療に関してはアタシは役立たずなので、戻ります。用があればお申しつけください。」
「ありがとうございます。」
と卯ノ花さんが声をかけた。
「では皆さん、よろしくお願いします。」
卯ノ花さんの治療は夜明け頃に終わった。
「ひとまずこれでいいでしょう。皆様お疲れ様でした。ここからは私一人で充分ですので、来たる戦いに向けてゆっくりお休みになってください。」
それから僅か6時間後、総隊長が目覚めになったと聞いて私は見舞いがてら指示を仰ぐことにした。
「横になってなくていいんですか?」
「いつまでも怪我人扱いするな。」
「いつまでもって、昨日治療したばかりなのに。」
「今の状況は概ね聞いておる。お主が現世に残っておって良かった。」