第47章 死神代行消失編~謎の少女~
「おかえりなさーい。学校どうだった?」
「普通普通~楽しかったよー」
私にとっては数ヶ月ぶりの学校だった。
あんまり家に帰らなすぎたら、私自身、家に居場所が無くなる気がしたし、ささこが遂に、「休みをください!!」と泣きついてきた。
その旨をじぃ先生に話すと元より、週に3回の勤務であると決めている。今まで数ヶ月間、死神としてずっと働いていたのだから、暫くは休んでいい、そう言われた。
「ささこ、新しいぬいぐるみ気に入った?」
「はい!気に入りましたー!!」
喜助さんが渡したいものがあると言ってきたので、尸魂界から帰るときに向かうと、とても綺麗な魔法少女系アニメに出てきそうなコンパクトを渡された。
「女の子ってのは~こーゆーのに憧れるんっスよね?」
「綺麗ですけど…これ、普通のコンパクトなわけないですよね?」
「あらあら、察しが早い~アタシが言うより体験してみてくださいッス。まずは義骸に入ってください。」
「入ったけど?」
「じゃあこのブローチを胸元に付けて」
まるでセーラー服で戦う美少女のような気分だ。
「変身呪文でも言えばいいの?メークアップって?」
「おぉ、それアリですねぇ!じゃあセリフ言ってからこの真ん中の石を軽く叩いてください。」
私は何も言わずに石を叩いた。
すると
「うわっ…あれ?義骸が脱げた」
転がる義骸。
義骸を脱ぐ時特有の苦しさが全くなかった
「これは魂魄と義骸、そして肉体を一瞬にして離す装置です~アタシの杖の切っ先にあるのと似たようなやつッスね!しかーし、これには無い機能があります!」
「おお」
これがあれば、私が実家にいるときでも楽に死神になれるってことか。
今まではささこを飲み込んでいた。
大あめ玉ほどある義魂丸を飲むのはなかなか苦しかった…
「ささこさんをこのぬいぐるみの中にいれてください。それで同じことをやってみてください。凄いことがおきますよー!」
「じゃあやってみます!」
「モニター期間は安心の10日間!満足したら今だけ特別40%割引の9980円で」
「!?!??!え、お金取るの!?え、なに、これ実演販売?しかも地味に高い」
「なにを言うんですかー!お買い得ッスよ!?」