第41章 決戦
十二番隊のモニターで現世の状況を確認する。
現世に残った護廷十三隊の全権を握らされた私は、落ち着いてその状況を判断する。
「大丈夫っすか、隊長」
モニターに映る藍染をみて腕を組んでいたその手に力が入る。
「阿近くん」
「え、あっはい」
つい昔の言い方になってしまった。彼も動揺した様子だ。
「私が指示することを全隊に放送して。」
「わかりました。」
戦況は極めて劣勢だ。
間もなく、モニターが壊れてしまい現世の状況を把握できなくなった。
「おい!モニターどうなってるだ!!」
「復旧できません!!」
「構わない、霊圧感知機の感度を最大レベルに。総員厳戒態勢を取りなさい。」
私は隊首室へ戻った。
「あ、あの隊長……」
「やめな。今隊長は霊圧を張りめぐらせている。藍染がこちらに来た時にすぐ向かえるようにって。」
喜助さんと夜一さん、一心さんで藍染と戦ってる所までは見ていた。
藍染が崩玉と完全に融合してしまった。
……となれば私しか藍染を殺すことが出来ない。
『卍解のお披露目かな~?』
『まだ本当の卍解を手に入れてないだろ?』
『まともに扱えるのは花月の卍解か?』
『それでも技の幅が増えるだけで始解とそうかわらないよ。』
間もなくして、藍染の霊圧を感じた。隊首室を飛び出した。
「総員、指示通りに!」
「はい!」
禍々しいほど大きい霊圧だ。離れていても息が苦しい。
空座町に降り立ち、その場に近づいた。
「えっ」
建物の影に動く複数の人影が見えて傍によった。
「えええぇ!?」
「ちょっと何してんの、ポインティちゃん!!」
一護の友達だ。
「え、なんで皆さん起きてるんですか!」
「そこにいると見つかっちゃうよ!!ほら、こっちおいで!!」
と建物の影に引っ張られる。
彼らには霊力がある。だから眠りにつかなかったんだろう。
「……えぇどうしよ……えぇ。とりあえず瀞霊廷まで避難……えぇぇ…」
「た、佐伯隊長!!!」
と奥にいたのは死覇装を着た死神
「えーと、芋坂さん?」
「車谷です!!!いやぁ!良かった!!これで俺らは助かったぞ!!なんせ佐伯隊長が来てくれたんだからな!!」