第36章 過去編~事件~
瀞霊廷内にいたギンを捕まえた
喜助さんが任務で花枯へ行ったために干し柿をかってきてくれた
ギンを探していたのだ
「あ、ギン!ちょうど貴方に会いたかったの!時間ある?」
「ちょうど暇やで~どないしたん?」
「花枯の干柿!喜助さんが買ってきてくれたからギンにもおすそわけ!」
「ありがとう~」
美味しい、と頬張るギン
「仕事忙しいの?」
「ぼちぼちやなぁ~」
「まだ若いのにそんなおっさんみたいなこと言って……」
ギンはふと私の奥に視線を移した
振り返ると藍染副隊長が歩いてきていた
初めて面と向かって会うが平子隊長の側にいるのをよく見かける。
この霊圧、私は知っている。
流魂街で度々感じている。
「この霊圧って藍染副隊長だったのね。」
にこっと藍染副隊長は私に微笑むとギンを見た
「こちらのお嬢さんはギンの知り合いかい?」
「人が悪いですよ、藍染副隊長。知ってはりますやろ、蓮美ポインティちゃんです。」
「あぁ、普段遠くからしか見ないからね。君が蓮美ポインティ君か。」
「はじめまして、藍染副隊長。死神でもなんでもない私を知っていただけているなんて恐れ多いです。」
「君を知らない者はいないはずだよ。君は"イレギュラー"だ。実に興味深い。」
「ただ霊力が高いだけです。」
「謙遜する必要はないよ。いつもギンに鬼道の練習をつけてくれているみたいだね。感謝するよ。これからもよろしく。」
「いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。あ、干柿どうぞ。」
「有り難く頂戴するよ。」
そう言ってまた笑みを見せて去っていった
「藍染副隊長てよく流魂街に来るのかな?」
「どうして?」
「よくあの霊圧を感じるから。」
その言葉を聞いたギンは諭すうように言った
「あかんよ、ポインティちゃん。その先は気付かん方がええ。」
ギンのえらく、真面目な声に私はなにも応えることができなかった
「そない強ばらんでも〜あれや、まぁあんま知らん方がいいこともある、ってことや。」
「それは任務の内容?極秘任務とか?」
「そーゆことー」