第35章 過去編~十二~
「恥をかかせよって浦原喜助!!」
「たしかに、他の人に飲んでもらいましたが特に効果があったわけじゃないので失敗作ですが……」
「許さない……絶対許さない、浦原喜助!!!!」
この日から天月ちゃんは喜助さんを嫌うようになった。
しかし、喜助さんはそんな天月ちゃんを飄々といじって楽しんでいる。
天月ちゃん自身もよく十二番隊にいる従兄の月影さんを見に来る口実で遊びに来ているため、本気で嫌とは思ってないのだろう。
「浦原喜助の下で働く可哀想な者達に差し入れです!!」
「現世に売ってるお菓子じゃない。」
「たーんと召し上がれ!!ほら、ポインティも!」
「ありがとうございます。」
私達の親交も深くなり、天月ちゃんと楽しく話せる仲になった。
ここにいれば色んな人と交流ができる。
ギンや天月ちゃん。
十二番隊の方々やほかの隊の人
私って恵まれてると思う。
流魂街で普通に暮らしてもこんな交流ない。
そういう意味でも喜助さんと出逢えて本当に良かったなぁと思う。