• テキストサイズ

【BLEACH】

第30章 いるべき場所


「泣いてるんですか……?」
「いえ、泣いてませんよ……」

「立場が逆転してるじゃないですか…」

そう言うとギュッと力強く抱きしめられる。


まるで私の存在を確認するように



ギン隊長、

答えが出ました。




私は私



崩玉が私を現世に転生させた。


喜助さんの想いを、私の想いを具象化した結果だ。



そういうことならば



私は過去も今も全て受け入れよう。




愛しい人の腕の中にいられる幸せ




それは恐怖や悲しみさえも包んでくれる。





私は彼の背中に手を回した



「アタシはアタシを許す事はできません。ポインティサンに辛い思いをさせてばかりだ。」


彼のこの気持ち、ちゃんと受け止めるべきだ

私が彼を救う方法はこれしかない。


「こうしましょう。私はまだ記憶が全て戻ったわけでなくって、靄がかかったようにしか思い出せてないんです。そのせいか他人事のような気がして、まだ浦原さんの話を聞くべきではないとそう思います。だから、その時が来たら浦原さんの気持ち、そして"私"の気持ちをぶつけ合いましょう?そっちの方がお互いにとって良い気がします。」

そう言うと扇子で口元を隠した

「貴女の気持ちッスか~聞くの怖いッスねぇ~」

と飄々と言ってみせる

「あ、じゃあ一つだけいいですか?」
「なんすか?」




「喜助さん、老けましたね。」




真っ先にそのことを思った自分もどうかと思うが





「えーーーひどいじゃぁないっスか?あんまり変わってないっスよ~?」
「老けましたよ~まぁ私が若くなったのもありますけど~」
「そうッス、ポインティサンが若くなりすぎなんですよ!」
「この戦いが終ったら浦原さんもゆっくり出来るでしょ?だから絶対勝ちましょ。ね?」
「じゃ~アタシもいつまでもポインティサンばっかに構ってられないッス。」
「ほんとですよ、私も復帰しなきゃ。」


喜助さんは研究室へと入っていった、私は全快の為に身体を休めた。
/ 1032ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp