第28章 私は私らしく
私は藍染に呼び出された
「ポインティ、現世に戻りなさい。」
突然言い渡された。
「え?どうして」
「嬉しくないのかい?」
「……嬉しいです。」
「詳細は追って説明するよ。下がりなさい。」
私は用済みってことか?
なら殺せばいい。
他にも目的がある……?
どっちにしろ普通に帰してくれるわけがない。
私は彼の霊力を探りモニターのある部屋に向かった
「どないしたん?こんなところに」
と振り返るギン隊長
「…部屋、もどろか?」
と私の前を歩く
「今、時間ありますか?」
「うん、大丈夫やで」
私は部屋の中にギン隊長を入れた
「知ってますよね?」
「…現世に帰されるって話?」
「はい。」
「ボク、藍染さんからなーんも知らされてないから詳しいこと知らんけど、帰れるんやから喜んで帰ればええんちゃう?」
私は水月を解放した。
「嬉しくないん?」
「わからないです。」
「……ボクはポインティちゃんに帰ってほしい。だってもうポインティちゃんのこと見てるの辛いわ。こんなボロボロで光失ったポインティちゃん見てられへん。もうこないなところおったらアカン。」
「それ、ギン隊長の立場で言っていいんですか?」
「ここやったら何言っても外に漏れんのやろ?」
「そうですね。」
ギン隊長はいつもの貼り付けたような笑顔で言った
「ポインティちゃん、藍染隊長に対する恐怖故に言いなりになった方が楽やって思ってるやろ?」
「……」
「自分殺して誤魔化して、そうしてた方が楽やと思うてない?」
「……そこまではまだ…」
「せやけど、ここおったらいつかそう思う時が来る。そないな事、ポインティちゃんがする必要ない。」
「ギン隊長もそんなことする必要ないですよ」
ギン隊長だって自分を犠牲にしている。
「それ含めてこれがボクや。でもポインティちゃんがこうなる必要なんてない。ただでさえ、他の人優先して自分犠牲にすることあるんやから。」
「そんなことないですけど」
「井上織姫と仲良いみたいやけど、全てを捨てられる程の関係とは思えへんけど?やのになんでここ残ったん?…きっとそれって、井上織姫がこんな暗いとこで一人ぼっちやと思ったから、自分がいれば少しは楽になれるんじゃないか、そう思ったからなんちゃう?」
私は俯いた