第27章 希望の無い夜
「助けなんて…尸魂界に背いた者なのに」
「違います!隊長は藍染の配下の者に拉致されたのです!この一番隊の席は隊長以外には座らせません。」
「隊長!!ご飯はたべさせてもらってますか!!?ちゃんと睡眠とれてますか?!酷いことされてませんか??」
「大丈夫、わたしは大丈夫」
と声をかけた
「大丈夫じゃない……全然大丈夫じゃあない……なんでそんな目をしてるんですか……」
「…色々あったけど命はあるから……ね?」
「隊長……っ!!」
リンはわんわんと泣き始めた。
「隊長、今どちらに?」
「虚圏よ。一護たちとルキア、恋次の霊圧も感じる。」
「ルキアさんが隊長と井上織姫を助けると伝えに来てくれました。そうですか、黒崎一護たちと合流できたのですね。」
「隊長、斬魄刀は?霊圧は自由に使えますか?」
「ええ。何も縛られて無いし斬魄刀だって。」
と斬魄刀を見せる
「それで藍染をばばんと斬っちゃってください!」
「……出来ない、斬れない」
鏡にノイズが走る。きっと彼らの霊圧が尽きかけている。
「虚圏まで離れていると会話するのに精一杯で……救出できなくてごめんなさい……」
「隊長!帰り待ってます!!みんなも待ってます!!!隊長……」
鏡は元に戻った。
……リン…レン……
死覇装を胸にして涙を流した