第26章 服従
色んな雑務が終わってまた1日が終わる
「ギン」
「なんです?」
「ポインティを部屋に連れてきなさい。」
「わかりました」
それに、逆らう事はできない。
「ポインティちゃん……お呼び出しや」
シャワーを浴びたのか、石鹸の匂いの立ち込める室内で悲しげに窓の外を見ていたポインティちゃんは
「呼び……出し?」
と震えた声で言う
「藍染様が来いって」
そう言ったら
拒否するような表情を見せた。
そして俯いてこちらへゆっくり歩いていく。
「ギン隊長……」
「どないしたん?」
「……いえ、なんでもないです。」
「行こか。」
ご免な、ポインティちゃん、
ボクは慕う価値のない男や。言うたやろ、優しくなんかないって。
「連れてきましたよ。」
「ようこそ。ギンはもういい。戻りなさい。」
ポインティちゃんをちょっと見たけれどこちらを見ない。
「では、失礼します。」
部屋の外に暫く立っていた。