第25章 Number:
3日ほど、虚圏で特に何もすることなく過ごした。
「ポインティちゃん、藍染さんがお呼びや。」
一瞬曇った表情を見せた私に困った顔をする
「行かんとく?」
私は首を振った。
「ほなこっち。」
私は藍染の書斎に通された
「よく来たね。ポインティ。」
私は部屋に入れずに扉の前で立ち竦んだ。
横を見ると女性破面2人がわたしのことを睨んでいる。
「ロリ、メノリ」
「はい、藍染様!」
すると重い霊圧が2人にのしかかり、四つん這いになった。
「この前話したポインティだ。歓迎しなさい。」
2人は悔しそうに顔を歪ませた
「よ、うこそ……」
「虚圏へ…」
霊圧がすぅっと引き2人は立ち上がった
「さて、ポインティ。いつまでもそこにいないで入りなさい。」
ギン隊長が後ろからトン、と背中を押した
「失礼します。」
「単刀直入に言うが……君は尸魂界を相手に戦えるか。」
その質問は意外だった。
「本当のことを言ってくれて構わない。君の本心が知りたいだけだ。」
藍染は私をじっと見る
もちろん私の答えは
「……私には出来ません。」
「アンタ!何行ってんの?!」
「敵を倒せない?!そんな奴、ここにはいらないよ!!」
と高笑いするロリとメノリ。
「ロリ、メノリ。…退室しろ。」
「え?」
「そんな、」
「前にも同じことを言っただろう。邪魔だ。」
「……今すぐに!!」
2人は慌てて去った。
「気を悪くしないであげておくれ」
「はい」
「先の答えだが、もし『戦える』と答えていたら私は少なからず君に幻滅しただろう。君が私に取り繕わないで本心を言ってくれたことは嬉しいよ。」
「しかし、貴方のお役に立つ事は出来ません。」
「いや、構わないよ。私達は尸魂界を倒すことを目的にはしていない。あくまでそれは過程にすぎないからね。君にはその後、しっかり動いてもらいたい。」
「そのあと、」
「君の見解を教えてくれ。私はその後、どうすると思う?」
藍染は王鍵の作り方を調べていた、という事は
「霊王を殺害して自らが王に君臨する」
「ご名答。私がこの世界を統べる……その時は力を貸しておくれ、ポインティ。」
「はい」